エネルギー価格の動向
EM2607
エネルギー単価と価格指数、広がる乖離
日本の最終エネルギー価格では、消費熱量当たりの単純単価と、エネルギー種や消費主体などの構成変化を調整したECM価格指数との乖離が、2020年以降緩やかに拡大している。両者の比率は2015年平均を1とすると、2019年には年平均0.996であったが、2020年に1.013へ上昇し、2024年1.033、2025年1.037となった。2026年1–6月には平均1.044となり、単純単価はECM価格指数を4%ほど上回っている。この背景には、熱量当たりで相対的に高価な電力へのシフトや、エネルギー多消費産業のシェア低下など、エネルギー種や消費主体の構成変化がある。こうした構成変化の影響を調整することは、エネルギー価格そのものの動向を捉えるうえで重要となっている。
利用指標
- 最終エネルギー消費価格ECM Dashboard/名目エネルギー価格 ↗