RUEC(実質単位エネルギーコスト)の動向
1. 成長率
6月の名目エネルギー価格は前月比3.3%の上昇となり、2020年12月より19カ月連続の上昇。
6月のRUECは、エネルギー消費量が前月比1.3%増加し、前月比3.5%の上昇。
単位:%。第1-3系列は前四半期比、第4-6系列は前月比成長率。
注:成長率は対数差。
推計値の最新月(第6系列)は予測値、最新月の前月(第5系列)は速報値、それ以前(第4系列)は確報値。
2. 指数
6月の名目エネルギー価格は2015年値に対して37.6%増、近年の転換期となる2020年11月より57.5%増。
6月のRUECは2015年値に対して20.2%増、近年の転換期となる2020年11月より64.5%増。
単位:2015年暦年平均=100。
注:推計値の最新月は予測値、最新月の前月は速報値、それ以前は確報値。
RUEC
2021年9月以降のRUECは2015年暦年平均値を上回り、2022年に入りさらに大きく上昇。
二度のオイルショック後の戦後日本経済のピーク(1980年代初め)に接近。

単位:2015年平均=100。注:観測期間は2015年1月―2022年6月。ECMでの開始時点の2015年値は、(1990年代半ばから上昇したRUECがピークを迎えた)2014年(1995年水準の1.74倍)から少し低下した高水準(1995年水準の1.42倍)にある。
実質エネルギー価格

単位:2015年平均=100。注:観測期間は2015年1月―2022年6月。
実質GDPおよびエネルギー生産性

単位:2015年平均=100。注:観測期間は2015年1月―2022年6月。
名目GDPおよびエネルギーコスト

単位:2015年平均=100。注:観測期間は2015年1月―2022年6月。
時系列データ
単位:2015年平均=100。注:括弧内の計数は名目GDP比。
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